2020年05月20日

イネ科雑草が茂る季節

イネ科の植物は、空き地、公園、造成地から道ばたにいたるまでごく身近な場所に生育しています。スギと違って遠方から飛散する花粉ではありませんが、風のある日などは500m程度の範囲で花粉を飛ばします。また、抗原性はスギよりも強く飛散期間も長い(4〜7月)ためアレルギーのある方にとってはやっかいな花粉です。
対策としては雑草の生い茂っている場所には近づかないこと、症状が激しくなる前に治療を受けることが大切です。イネ科の花粉は晴天時では気温が上がってくる午前中に多く飛散するので、外出の際など注意が必要です。イネ科花粉症を起こす植物として、多い順にカモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤがあります。他にホソムギ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラなどもあります。これらの植物の花粉には共通抗原性があるため、例えばカモガヤ陽性の方が他のイネ科花粉にアレルギーを起こすことがあります。従ってイネ科花粉症と総称するようになりました。


カモガヤ(オーチャード・グラス);イネ科花粉症の代表で、どこにでも生育できる繁殖力の強い植物です。茎の高さは60〜150cm。↓
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オオアワガエリ(チモシー);全国的にみられる植物で、牧草として国内に入ってきた帰化植物です。茎の高さは50〜100cm。↓
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ホソムギ(ペレニアル・ライグラス);河川敷などによくみられ、ネズミムギと併せてネズミホソムギと呼ぶこともある。茎の高さは30〜50cm。↓
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スズメノカタビラ;道ばたや畑の周囲に群生する繁殖力の強い植物。茎の高さは10〜25cm。↓
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posted by ナカバヤシジビカ at 08:17| Comment(0) | 新着情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする